しゃばけ

前から気になってた本。
図書館から借りてきたんだけど最初はあまり読む気になれなくて。
おとつい読み出したんだけどこれがまたおもしろくて止まらない！
時代小説なんですが比較的わかりやすくて登場人物も味があっていい感じです！
主人公は病弱な若だんな。
妖怪たちがその若だんなを助けながら事件を解決していきます。
若だんなの出生の秘密もあり、どきどきわくわくしながら読みました。
妖怪たちの中でも可愛いと思ったのが鳴家（やなり）という妖怪。
なんだかわさわさと子供みたいでかわいらしいです。
次（ぬしさまへ）も早く読みたいです。

巷説百物語

めちゃくちゃ久しぶりの京極さん。
ていうのも、この方の本、めっちゃ分厚くてあまり読む気にならないのです。。。
嗤う伊右衛門以来なんで２年ぶりくらいかなあ？
この巷説百物語は今まで知りませんでした。
でもおもしろいとはちらっと聞いたことがあって、気になったので図書館で借りてみました。
そして読んでみました。
…
おもしろいじゃあないか！！
短編のようになっているので読みやすい。
妖怪退治と見せかけて人の悪事を裁く、っていうのもおもしろく、最後の事件の真相のところではあっと驚いたり。。。
どれもおもしろかったです。
他にもこのあと続、後、前とあるので全部読みたいと思っています。

わたしたちは繁殖している

育児本として読んでいます。
育児本としてはおもしろいです！
でも。。。その他のことはあんまり同意できないです。
今回は３度めの離婚です。
理由はだんなさんの家族（義父母）が嫌いだから縁を切りたいってことで。そんな理由で離婚したので旦那さんとはまだ一緒に暮らしてるという状態。
漫画の中でどう考えても？って感じなのがあって。
義父から何か送ってきたらしいのですが、いつも嫌だから断ってるんですね。でもまた何か送ってきた。で、娘にお礼の電話をさせたら｢夏祭りにおいで～｣と言われた。。。
このくだりでおかしいとこありますかね？私は普通だと思うんだけど。
お孫さんから電話があったら普通は言うんじゃないですか？
でも春菊さんは｢いらないっていったのに勝手にものを送ってきて謝りもしないで夏祭りにさそうなんて！｣てことで怒ってるらしい。。。
春菊さんがお義父さんのことを嫌いなのはいいんだけど（まあ義父もちょっと一癖ありますが）なんだか自分（春菊さん）のほうが偉いのに義父は自分を見下している！と思っているような節があります。
自分の言うことは正しい！って思ってるような？
基本的に春菊さんの本など今まで結構好きで読んでたけどこれ読んでからなんか嫌いになりそう。。。

陰日向に咲く

前から読みたかった劇団ひとりの小説。
絶賛されてますよねー。
映画化もするんだっけ？
予約はしてなかったんだけど、こないだ図書館行ってみたら運良く発見！即効借りました！
今ほかの本も読んでるんだけど、先にこっちを読んでしまいました。
連作短編なんだけど、なんかうまいんだよねー。すごい読みやすい！
あっというまに読めちゃいました。
おもしろかったです♪
あ、ここでこうつながってるのか～とか、最後のほうでそうだったの？っていうどんでんもありでなかなか楽しめました。

恋愛中毒

昔はよく山本さんの作品を読んでいたのですが、これは久しぶり。といってもだいぶん前の本ですね。テレビでもしてましたよね、確か。
おもしろくてどんどん読めました。
恋愛って、嫉妬って怖いですね。
私も過去の恋愛を振り返って、ここまでではないにしろ、自分ではセーブできない感情に悩んだ時期もありました。
彼の手帳を調べたり、なんてしょっちゅうでした。今ほど携帯電話が盛んなときではなかったので携帯までは調べませんでしたが、もし今、彼とつきあってたら携帯チェックもしてたと思います。
だから主人公の美雨の行動は、別にどこにでもある話しのような気がします。だから余計に怖い。。。

余談ですが、昨日山本文緒さんの記事が新聞に出ていました。
うつ病になって今治療中で小説がかけないのだそうです。
エッセイを出したそうなのですが、小説はまだ書ける状態ではないみたいです。
新刊がでるのをのんびり待とうと思います。
山本さんの本をおもしろいので過去に読んだ作品、また時間があれば読みたいと思っています。