読書日記。
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明日の記憶 荻原 浩 (2004/10/20) 光文社 この商品の詳細を見る |
前から予約してたこの本、やっと読めました。
映画化してるので知ってる方多いと思います。
個人的に荻原さんの本は好きなので読むの楽しみにしてました。
映画だと渡辺謙さんと樋口可南子さんが夫婦役でしたね。読む前に映画化されているとどうしても人物が想像できなくて映画の配役そのままのイメージになってしまうのですがこれは本の中で想像しながら読めました。
若年性アルツハイマーになった一人の男性のことが書かれています。だんだん自分の記憶が曖昧になり忘れていくことの恐ろしさ。
いろいろと考えさせられました。
ラストは少しホロリときました。すっごい感動!ってわけではないんだけど、なんだかしみじみ。。。悲しいんだけどね。
もし自分がこの病気になったら。。。うーん。怖い。自分の旦那や子供まで忘れてしまうのだから。悲しいですね。そして耐えられない。
一気にすぱっと忘れてしまうのならいいけど、少しずつ自分が忘れていくのがわかったときのショックは耐えがたいですね。
でも、なにか希望というものもみえる本でした。
おもしろかったです。映画もみてみたいです。
ママの狙撃銃 荻原 浩 (2006/03) 双葉社 この商品の詳細を見る |
二人の子供を持つ専業主婦の曜子。優しい旦那さんと結婚して平凡だけど幸せな暮らし。曜子にもうひとつの顔があるのを家族はしらない。
んー。。。これねー思ったのとちょっと違ってて、あまりおもしろくなかった。途中で挫折するかと思ったくらい。想像してた内容と違うかったしその設定がどうも好きになれなくて。リアルじゃないし、共感もできない。曜子がとった行動も私は納得できない。
なんだか後味の悪い作品でした。荻原さん、好きなんだけどなー。残念。
あの日にドライブ 荻原 浩 (2005/10/20) 光文社 この商品の詳細を見る |
もしあのとき違う道を選んでいたら。。。
一度は考えたことあるんじゃないのかな?
私も何度かあります。例えば。。。旦那と喧嘩して「なんでこの人と結婚したんだろう。もっといい人いたのかも。。。」な〜んて思うことありませんか?
銀行を辞めた主人公の伸郎はタクシーの運転手をすることになった。今の生活に満足できない彼は空想の世界に酔いしれる。もしあのときああしていたら、、、、。
最後は納得しました。綺麗な終わり方でした。読み終わったのが夜中の2時。しばらく眠れなかったのでいろいろ考えてました。
私がもし戻れるとしたらいつ戻りたいかな。。。
20歳くらいに戻って人生やり直したいなー。でもそうなったら今の旦那とも会えなかったわけで。子供とも会えなくて。。。
やっぱなんだかんだいって今がいいのかも!