読書日記。
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明日の記憶 荻原 浩 (2004/10/20) 光文社 この商品の詳細を見る |
前から予約してたこの本、やっと読めました。
映画化してるので知ってる方多いと思います。
個人的に荻原さんの本は好きなので読むの楽しみにしてました。
映画だと渡辺謙さんと樋口可南子さんが夫婦役でしたね。読む前に映画化されているとどうしても人物が想像できなくて映画の配役そのままのイメージになってしまうのですがこれは本の中で想像しながら読めました。
若年性アルツハイマーになった一人の男性のことが書かれています。だんだん自分の記憶が曖昧になり忘れていくことの恐ろしさ。
いろいろと考えさせられました。
ラストは少しホロリときました。すっごい感動!ってわけではないんだけど、なんだかしみじみ。。。悲しいんだけどね。
もし自分がこの病気になったら。。。うーん。怖い。自分の旦那や子供まで忘れてしまうのだから。悲しいですね。そして耐えられない。
一気にすぱっと忘れてしまうのならいいけど、少しずつ自分が忘れていくのがわかったときのショックは耐えがたいですね。
でも、なにか希望というものもみえる本でした。
おもしろかったです。映画もみてみたいです。
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