読書日記。
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美代子が産まれて芸者になり、結婚、子育て、家族の死などを乗り越えてたくましく生きる姿が書かれています。
群ようこさんの本は今までどこかおちゃらけていたりしておもしろかったんだけど今回のはすこし違いました。
人一倍頑張りやの美代子。小さいとこは体の弱いお母さんのため弟や妹の世話をして、結婚してからもいろいろな事情から一家の大黒柱として一生懸命働き、家族のことを思いながら生きてきました。
その天然ぼけなキャラクターと真面目さがみんなに信頼されて、困ったときは誰かが助けてくれる。
やはり人間は心なのだなあと思いました。
一生懸命やっていればきっと誰かが見ていてくれる。
そして困ったときは助けてくれる。
人徳とはこういうことなのだな、と思いました。
そして言葉の大切さ。
人が傷ついたり嫌な気持ちになることは言わないでおこうと思いました。
なんとなく手にとったこの本だったけど読んでよかったと思います。
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