読書日記。
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永遠の出口 森 絵都 (2003/03) 集英社 この商品の詳細を見る |
初森絵都さん。
関係ないけど絵都っていい名前ですね。。。
なんとなく借りてきた本。
でもおもしろかった。
小学生〜高校生を振り返っている自分、って感じで書かれています。
読んでいると学生の頃を自然に思い出して「あ〜あったなあ、こんなこと」とか「同じこと思ってた!」など懐かしい気持ちになりました。
今思い出すと学生の頃の自分は強気でわがままでなんにも知らない子供だったなあって思えますね。
最後のエピローグの言葉がいいです。
頑張ろうって気持ちになれます。
森絵都さん、他の本も読んでみたい!って思いました。
そこへ届くのは僕たちの声 小路 幸也 (2004/11/25) 新潮社 この商品の詳細を見る |
最近お気に入りの小路さんです。
これは図書館にあったものの中から適当に借りてきたので内容はわからなかったんですが、SFちっくでした。
あまりSFって読まない私。ちょっと苦手なんだよね。リアルじゃないし、、、夢物語って感じで。
でもこれ読んで最後のほう、泣いてしまった。
子供の純粋さと勇気に感動ー!
でも子供ってなにか不思議な力ありそうな気はするな。この本読んで思い出したのは「となりのトトロ」。
あれも子供にしか見えない夢の世界。
実際自分の子供見てると誰もいないところに向かって何か喋ったり、赤ちゃんでも何か見てころころ笑ったりすることあるし。。。自分がお母さんのお腹にいたときの記憶があるって子も聞いたことあるし。子供にはきっと何か感じる力が備わっているような気がする。
純粋だから、かも。あの透き通った目を見てると不思議じゃないかもって思えてくる。
いつの日か子供の気持ちも忘れてどんどん目が曇ってきて大人になる。
ちょっと寂しい気もするね。
あの瞳よカムバ〜ック!
子盗り 海月 ルイ (2002/05) 文藝春秋 この商品の詳細を見る |
またまた海月ルイさんの本です。
ちょうど図書館にあったので借りてきました。
表紙の絵、怖くないですか〜?
私はいつも夜中本を読むんだけどこの表紙を見ていつもびびってました
まあそれはおいといて。
子供ができない本家のお嫁さんは用なし、っていうその考え方の古さ、そして人を人だと思ってない考え方に怒り心頭です。
昔はよくあるお話だったかもしれませんが、、、それにしてもひどいです。誰も好き好んで子供ができないわけじゃないのに。
だからといってこの夫婦のような行動にうつすのもどうかとは思いますが。それは犯罪ですからね。その子の親の気持ちも考えて欲しいって思います。きっと切羽つまってそれどころではなかったんだろうけど。
この本は読後感があまりよくないです。
すっきりしないっていうか。。。悲しいですね、全体的に。
題名からしておどろおどろしいものかなと思ってたんだけど、結局は女の子供に対する苦悩を書いています。
なんか、読んでいてつらいです。
プルミン 海月 ルイ (2003/05) 文藝春秋 この商品の詳細を見る |
題名の「プルミン」っていうのは乳酸飲料の名前です。
まあヤ○ルトみたいなもんですねー。
あまり期待せずに読んだんだけど結構おもしろかった!
これは2日で読みました。
いじめっこだった子供が殺されてしまうんですが、このいじめっていうのが結構悪質で。。。。いじめられた子が可哀想でした。
いじめっ子の親もこれまたどうしようもない親で、自分の子供がそんなことするわけないと思ってる人で、いくら抗議に言っても聞く耳を持ちません。
最近いろいろといじめの問題多いですが、親にも問題はあるんじゃないか、と思ってしまいます。
なんか子供が小学校とかなって親同士のつきあいとかもしなくちゃいけなくなったら嫌だなー。。。ってこの本読んで思いました。
子供同士ではなくて親同士のいざこざも結構やっかいなものですな。
この著者の作品で「子盗り」っていうのがあるらしいのでそれも読んでみたいです。
いつも思うけど、私って文章書く才能ないな〜〜[emoji:i-201]