読書日記。
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魂萌え ! 桐野 夏生 (2005/04/21) 毎日新聞社 この商品の詳細を見る |
お久しぶりの桐野さん。
桐野さんていうとミステリーとかホラーとか結構グロい感じの本だけどこちらのはちと違います。
のほほんと生きてきた主婦が定年した旦那に先立たれて自分自身をみつけなおす、という物語。
NHKでも放送されてたし映画化する(した?)とも聞いたような。
この本読んで考えさせられたなー。
今は旦那も自分も元気で喧嘩しては「まじ離婚じゃ!」って思うこともないことはないけど、実際このまま歳とって子供も独立して旦那に先に死なれて、、、そしたら自分は元気でいられるのか?ちゃんと生きられるのかな?
よく旦那さんを先になくしたおばあちゃんが元気がなくなってそのままあとを追うように亡くなった、って話たまにきくし、結婚生活が長ければ長いだけいろんな思いがあって気持ちの整理がつかないんだろうな。。。
この本はめっちゃリアルにそのことについて書かれていて、なんか怖いです。将来の自分っていったいどうなんだろう。。みたいな。
今はまだ若いからぼんやりとしかわからないけどきっと想像以上にしんどいこともあるんだろうな。
読んでよかったなーって思えた本でした。
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ルパンの消息 横山 秀夫 (2005/05/20) 光文社 この商品の詳細を見る |
図書館で借りたんだけど2週間で読みきれなかったのでまた借りてやっと昨日読み終えました。
横山秀夫のデビュー作になるのかな。
謎を解いていく過程がおもしろかった!こんな感じの本が私は好きなんだよな〜。正統派ってゆーか。推理小説がやっぱおもしろい!
ホラーは苦手だし、なんやそれ?って納得のいかない結末の小説も最近多いもんね。
横山秀夫の本はだいたいはずれがないから好きだ。
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雪えくぼ 蜂谷 涼 (2006/06/21) 新潮社 この商品の詳細を見る |
新聞で紹介されていたこの本。
おもしろそうだったので借りてみました。
蜂谷さんの本ははじめてです。というか失礼ながら存在自体知りませんでした。なんとなく男性だと思ってたら女性でした。
4編のお話にわかれていますが、最後の4編目を読んで「なるほど〜」って思いました。
内容は、男に溺れる女達が書かれていて、せつないです。
ほれたら負けっていうけど客観的に見て本当にそうだなーって思いました。でも恋愛中って皆きっとこうなんだろうなって思うし自分もそうだったな、って思う。
おもしろかったです!時代小説ってあまり好きではないけどこれは読みやすかったです。
今度は畠中 恵さんの「しゃばけ」シリーズを読みたいです。これも時代小説だけどおもしろそう。。「王様のブランチ」で紹介されていて気になっています。
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びっくり館の殺人 綾辻 行人 (2006/03) 講談社 この商品の詳細を見る |
これも児童向けの本です。
綾辻さんのは久しぶりに読んだけど私にとってはイマイチでした。
綾辻さんのは期待はずれのが多いです。なのであまり読まなかったんですが。。。途中は結構面白かったんですが最後がなんとなくすっきりしないってゆーか。。。ちょっと私が好きなタイプの終わり方ではなかったです。
館シリーズで何個か他にもでてますね。十字館だっけ?は読んだことあります。内容は忘れてしまったけど。
いろんな種類の館がでてきてその中で事件が起きて。。。って感じです。
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高野優の子育てハミング日和―赤ちゃんともっと楽しもう 高野 優 (2006/06) 学習研究社 この商品の詳細を見る |
久しぶりの高野優さんの本です。
「おはよう赤ちゃん」で連載していた漫画が載っています。
高野さんの本はいつも笑わせてくれます。そのあとホロリときます。
3人のお子さんのママです。
子育て中のお母さんにとってはいい本だと思います。
この本以外にもたくさん出ています。
優しい雰囲気の本で、皆悩みは一緒なんだなーって気持ちになります。