読書日記。
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魂萌え ! 桐野 夏生 (2005/04/21) 毎日新聞社 この商品の詳細を見る |
お久しぶりの桐野さん。
桐野さんていうとミステリーとかホラーとか結構グロい感じの本だけどこちらのはちと違います。
のほほんと生きてきた主婦が定年した旦那に先立たれて自分自身をみつけなおす、という物語。
NHKでも放送されてたし映画化する(した?)とも聞いたような。
この本読んで考えさせられたなー。
今は旦那も自分も元気で喧嘩しては「まじ離婚じゃ!」って思うこともないことはないけど、実際このまま歳とって子供も独立して旦那に先に死なれて、、、そしたら自分は元気でいられるのか?ちゃんと生きられるのかな?
よく旦那さんを先になくしたおばあちゃんが元気がなくなってそのままあとを追うように亡くなった、って話たまにきくし、結婚生活が長ければ長いだけいろんな思いがあって気持ちの整理がつかないんだろうな。。。
この本はめっちゃリアルにそのことについて書かれていて、なんか怖いです。将来の自分っていったいどうなんだろう。。みたいな。
今はまだ若いからぼんやりとしかわからないけどきっと想像以上にしんどいこともあるんだろうな。
読んでよかったなーって思えた本でした。
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