ダブル

前から読みたかった永井するみさんの本。
こないだ図書館でやっと見つけて借りてきました。

なんか途中から犯人がわかってしまった。

最初は、別の人が犯人だと思ってたんだ。んでこのままどういう感じで進んでいくんだろう？って思ってたんだけど。

まあ共犯みたいな感じだよね、結局は。

なんか妙に出てくるなーこの人、って思ってて、もしかしてこの人が真犯人なんじゃない？って思ったらやっぱりそうだった。。。
まあ単純といえば単純だけど。
それに動機もちょっとおかしいよー
そんな簡単に人を殺していいわけ？

どんなに不快に感じる人でも殺しちゃいけないでしょ！
確かにうっとーしい人はいるし、いやな人もいる。
「いなくなればいいのになー」って思った人もいるけど。でも。
自分にとっては嫌いな人でもその人の家族や恋人にとってはその人は大事な人なわけで。
人をそんなに勝手に裁いたらいかんのですよ！
まあ殺人をするような人はそんなことはいちいち考えてなどないんだろうけど。考えたらできないだろうし。

でも多恵のあのすばやい行動、はっきりした物言いは気持ちがいいですね。うじうじ悩む前に行動。あれは読んでいてもすっきりします。