読書日記。
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さらわれたい女 歌野 晶午 (2006/01/25) 角川書店 この商品の詳細を見る |
歌野晶午さんの文庫本です。
図書館に行ったんだけどあまり読みたいのがなくて。ふと文庫本のコーナーで目にとまったので借りてみました。
この方の作品は二度目。「葉桜の季節に君を想うということ」ってゆー本を以前読んだことがあって。それが結構おもしろかったんですよね。
「このミス」でも1位だったし。なんてゆーか。やられた!って感じでした。でもそれ以来読んでなかったんだけど久しぶりに読んでみたらおもしろかったです。
ある女性に「私を誘拐してください」と言われた便利屋が誘拐のふりをするが、何者かに女性を殺されてしまった。このままだと自分がつかまってしまう。。。。。といった内容。
でもこれ10年以上前のお話なんですね。なので通信面で今とはかなり違うところもあって。あれ??と思う箇所が何個かありました。
これ映画化してるらしいんですけど、知らんなー。でも私が思うにこの方の小説は小説ならではの良さがあると思うので映像化しなくてもいいんじゃないかなーって思うわけです。小説としても醍醐味ってゆーか。
それだけいい作品だから映像化するわけだろうけど。。。
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報復 ジリアン ホフマン (2004/11) ソニーマガジンズ この商品の詳細を見る |
外国の本を読むのはひさしぶりです。
シドニーシェルダン以来かも。
言い回しとか変なジョークとか書いてあったりであまり読まないんだけど会社の奥さんが誰かにたくさん借りて好きなの読んでいいよって言ってくれたのでこれともう一冊借りてきました。
過去にレイプされずっとその傷をおったまま女性検察官になり、キューピッドという連続殺人事件にかかわっていくうち、偶然そのレイプ犯を見つけて。。。とゆうもの。
結構おもしろくて一気に読めました。
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あなたのそばで 野中 柊 (2005/09/08) 文藝春秋 この商品の詳細を見る |
恋愛小説です。
この方の本は初です。なんとなく借りてみました。
山田詠美さんといい、これといい最近恋愛小説続くなー。
6編の小説ですがひとつひとつ違う物語だけど、前の物語で脇役で登場していた人物が次の物語の主役に、、というかたちで最後は初めの主役が登場してました。
恋愛小説読んでると昔の恋愛のことを思い出します。
独身時代は結構恋多き女でいろんな恋愛をしてきたけど実際本気の恋だったのかな〜ただ恋に恋してただけかも、って思います。
でもその人のことを考えるとどきどきして、はやく会いたいって思ってた気持ちはホントだったし、今から考えるとすごくきらきら輝いてたきがします。
今は、といえば〜。。。[emoji:i-229]
まあ子供もいるし、愛だの恋だのって感じはもうなくて家族って感じですね。めちゃむかつくときも多々あるけどこんな普通の日々が幸せなのかもしれない。
恋愛時代のどきどき感がよみがえってきた作品でした。

山田詠美さんの本。
恋愛小説です。
恋愛小説自体読むの久しぶりだー!独身の頃は恋愛ものよく読んでたんだけど。山田さん本も好きでよく読んでたっけ。
なんとなくひさしぶりに読もうかな〜って思って。
短編集です。いろんな職人さんが出てきます。その周りの人々の恋愛模様を書いてます。あまーい気持ちになりますね。
こんな甘い気持ちになることはもうないだろうね。
この中のお話で好きなのはかっこいいおばあちゃんが出てくるやつ。
不二子さんていうんだけど、カマロ乗って助手席にはいつも若い男の子乗せてバーをやってて。なんかその雰囲気がかっこいいんだよねー。
一番最後のお話は、主人公の男の子が好きだった女の子が自分の父親と結婚するって話で。私は絶対いやー!!って思ってしまった。
だって自分が好きだった子が、義理の母親になるんだよ?
目の前でいちゃいちゃするんだよ?
うわー!考えただけでいやだ〜!
山田さんの本、ひさしぶりに読んだけど前読んでた頃とはまた感じが変わってたなー。山田さんは外国の方と結婚してるので書くものも外国風(なんじゃそれ?)で英語とか出てきてちょっとエロイ感じがしてたんだけど。。。
それにしても表紙のキャラメルがうまそう。。。